このツールでできること
前期と今期の売上・原価・送料・手数料・広告費から、各費用率と簡易利益率の変化(pt)を並べて内訳を比較します。
金額ではなく率で比べる理由
売上が増えれば費用の金額も増えます。金額の増減だけでは悪化したか分からないため、売上に対する割合(費用率)を前期と今期で並べて比べます。
SKU別利益簡易診断との違い
このツールは、期間全体の利益率がなぜ変わったかを費用の内訳で見ます。SKU別利益簡易診断は、同じ期間で商品ごとの利益を比べるツールです。
計算式・判定方法
各費用率(%) = 費用 ÷ 売上 × 100(前期・今期それぞれ、同じ期間の売上を分母にする)
簡易利益率(%) = 100 - 原価率 - 送料負担率 - 手数料率 - 広告費率 - その他売上連動費率
差(pt) = 今期の率 - 前期の率
費用率の差(pt)の合計 = - 簡易利益率の差(pt)
具体例
前期は売上100万円・原価40万円・送料8万円・手数料7万円・広告費15万円で簡易利益率30%、今期は売上120万円・原価50.4万円・送料12万円・手数料8.4万円・広告費25.2万円で簡易利益率20%です。原価率+2pt・送料負担率+2pt・手数料率±0pt・広告費率+6ptで、簡易利益率は−10ptです。
注意点
- これは内訳の比較であり、「最も増えた費用が原因」と判定するものではありません。費用同士が連動して動くこともあります。
- 改善の優先順位を決めるツールではありません。
- 簡易利益には固定費・税・資金繰りは含まれません。
- 売上は値引き後の実際の売上で入力し、前期と今期で定義をそろえてください。
よくある質問
どれが原因かを教えてくれますか?
いいえ。各費用率の変化を並べるだけで、原因の特定や順位づけはしません。気になる費用を、個別に見直す材料としてお使いください。
固定費は入力しますか?
入力しません。売上に連動する費用だけを入力します。固定費が変わっている場合は、別に確認してください。
前月と今月で比べてもよいですか?
はい。同じ長さの期間であればかまいません。季節性が強い場合は、前年同月との比較も検討してください。