このツールでできること
分析期間・販売数量・期首在庫・期末在庫から平均在庫数・在庫回転率・在庫回転日数を確認し、任意で目標在庫回転日数と比べた目標平均在庫数との差を試算します。
在庫回転率とは
一定期間に在庫がどれだけ入れ替わったかを示す指標です。数量ベース(販売数量÷平均在庫数)と金額ベース(売上原価÷平均在庫金額)があり、このツールでは会計知識を必要としない数量ベースを採用しています。
なぜ365日固定にしないのか
在庫回転日数は「分析期間の日数 ÷ 在庫回転率」で計算します。分析期間が30日なら30、90日なら90を使うため、365日で固定した計算にはしていません。
計算式・判定方法
平均在庫数 =(期首在庫数 + 期末在庫数)÷ 2
在庫回転率 = 販売数量 ÷ 平均在庫数
在庫回転日数 = 分析期間日数 ÷ 在庫回転率
(目標在庫回転日数入力時)1日あたり平均販売数量 = 販売数量 ÷ 分析期間日数
(目標在庫回転日数入力時)目標平均在庫数 = 1日あたり平均販売数量 × 目標在庫回転日数
具体例
分析期間30日、販売数量300、期首在庫80、期末在庫120なら、平均在庫数は100、在庫回転率は3、在庫回転日数は10日です。目標在庫回転日数を5日にすると、目標平均在庫数は50で、現在の平均在庫は目標より50多い状態です。
注意点
- 平均在庫数は、期首在庫と期末在庫の平均を使う簡易計算です。期間中に大量入荷や大きな在庫変動があった場合、実際の平均在庫と差が出ることがあります。
- 在庫回転日数は分析期間の日数(30日・90日・365日など)をそのまま使って計算します。365日に固定した計算ではありません。
- 販売数量・在庫数は、個・kg・m・Lなど同じ単位でそろえて入力してください。
- 目標在庫回転日数は、何日分の販売量に相当する平均在庫を持ちたいかの目安です。安全在庫・発注点・需要変動などを含む本格的な適正在庫計算ではありません。
よくある質問
在庫回転率が高いほど良いのですか?
一概には言えません。商品カテゴリ・仕入リードタイム・季節性・欠品許容度などによって適正な水準は異なります。
この在庫量は多すぎますか?
このツールでは断定しません。現在の平均在庫と、あなたが入力した目標平均在庫との差のみを表示します。
金額ベースの計算はできますか?
このツールは数量ベースのみです。金額ベース(売上原価÷平均在庫金額)については記事内で解説しています。
小数は入力できますか?
はい。kg・m・Lなど計量単位の商材も想定し、小数で入力できます。