「今の在庫は、あと何日で尽きるか」は、発注のタイミングを考えるときによく出てくる疑問です。
この記事では、今の在庫数と1日あたり平均販売数から、在庫日数と在庫切れ予定日を計算する考え方を解説します。
在庫日数の計算式
在庫日数は、現在庫数を1日あたり平均販売数で割って計算します。
在庫日数 = 現在庫数 ÷ 1日あたり平均販売数
在庫切れ予定日(目安)= 計算した日 + 在庫日数
具体例
現在庫数100、1日あたり平均販売数10の場合で計算します。
在庫日数 = 100 ÷ 10 = 10日
今日計算した場合、在庫切れ予定日の目安は10日後です。実際の販売数が変動すれば、この日付も前後します。
在庫回転率シミュレーターとの違い
在庫回転率・回転日数シミュレーターは、分析期間・販売数量・期首在庫・期末在庫という過去の実績から、在庫回転日数を振り返って計算します。過去のある期間を通して見た、平均的な在庫の持ち方を確認する計算です。
この記事で扱う在庫日数は、「今の在庫数」と「1日あたり平均販売数」から、これから何日で在庫が尽きるかを前向きに予測する計算です。同じ「在庫日数」という言葉でも、過去を振り返る計算と、これから先を予測する計算があることに注意してください。
発注リードタイムとあわせて見る
在庫日数が発注リードタイムより短い場合、今すぐ発注しても、届く前に在庫が尽きる可能性があります。
発注のタイミングそのものを判断したい場合は、発注点の考え方もあわせて確認してください。
予測の精度を左右すること
1日あたり平均販売数は、直近の一定期間の平均を使うと実態に近くなります。季節性やセールなどで販売数が大きく変わる商品は、繁忙期を想定した数値でも計算しておくと、予定日が前倒しになるケースにも備えられます。
自分の数字で計算する
自社の現在庫数・1日あたり平均販売数を入力すると、その場で在庫日数と在庫切れ予定日の目安を確認できます。発注リードタイムを入力すれば、届く前に欠品する可能性があるかどうかも確認できます。