倉庫や在庫管理画面を見て、「この商品、最近動いていないな」と感じることがあります。ただ、感覚だけで判断すると、動いている商品まで疑ったり、逆に見落としたりします。
この記事では、数字で見つけるための確認ポイントと、複数SKUを並べて比べる方法を解説します。
まず確認したい3つの事実
「動いていない」を、次の3つの事実に置き換えると確認しやすくなります。
- 在庫があるのに、直近30日の販売数が0である
- 現在庫を1日平均販売数で割った消化日数が、長い
- 最終販売から、長い日数が経っている
消化日数の計算
消化日数は、今の在庫が今のペースで売れ続けた場合に、何日で尽きるかの目安です。販売数が0のSKUは、計算せず「販売実績なし」として扱います。
1日平均販売数 = 直近30日の販売数 ÷ 30
消化日数 = 現在庫 ÷ 1日平均販売数
具体例
4つのSKUを並べて、消化日数の目安を90日として確認します。
SKUSKU-A在庫 / 直近30日の販売数100 / 0状態販売実績なし(在庫あり)
SKUSKU-B在庫 / 直近30日の販売数300 / 30状態消化日数300日(目安の90日以上)
SKUSKU-C在庫 / 直近30日の販売数50 / 60状態消化日数25日
SKUSKU-D在庫 / 直近30日の販売数0 / 10状態在庫なし
SKU-Bは、1日平均1個のペースで300個の在庫があるため、消化日数が300日になります。90日は例として置いた目安で、決まった基準ではありません。
「不良在庫」と決めつけないために
数字上は動いていなくても、季節商品で販売時期が来ていない、入荷したばかりで販売が始まっていない、一時的に販売を止めている、といった事情で説明できることがあります。
そのため、ここで見つけるのは「確認する候補」です。デッドストックかどうかは、商品の事情を踏まえて、自分で判断します。消化日数の目安も、商材の回転の速さや仕入れにかかる日数に合わせて、自分で決めます。
1つの商品について詳しく見たいとき
気になる商品が見つかったら、その商品について、あと何日で在庫が尽きるか、在庫切れの予定日はいつかを確認できます。
複数SKUを並べて確認する
SKUごとの在庫数と直近30日の販売数を入力するか、CSVを貼り付けると、販売実績のない在庫や消化日数の長い在庫の候補を一覧で確認できます。